連帯債務というのは、同一内容の給付について、複数の債務者がそれぞれ独立して全部の弁済をなすべき債務を負担し、そのうちの1人が弁済すれば、他の債務者の債務を免れる債務関係のことをいいます。
連帯債務の場合は、各債務者の債務が独立のものであって、主従の差がないので、保証債務よりも有力な担保制度となっています。
連帯保証というのは、保証人が主債務者と連帯して債務を負担することを約する保証契約のことをいいます。
1991年3月に日本クレジット産業協会で決定された「クレジットカード発行における適正与信体制の整備」では、利用限度額の設定について次のようにうたっています。 ■新規入会者の利用限度額の引下げ ⇒ 新規に入会する会員への初期利用限度額は、原則として低く設定し発行すること。 ■若年層に対する利用限度額の設定 ⇒ 若年層の新規入会者に対する初期利用限度額は、上記よりさらに引き下げて発行すること。 ■途上与信の導入 ⇒ 既会員に対するクレジットカードを更新する場合の利用限度額の設定は、過去の利用実績、支払状況、属性等の変化に応じて変更する、いわゆる途上与信制度を導入するとともに、これを運用する審査体制の強化と徹底に努めること。