臨時金利調整法（臨金法）というのは、1947年12月に制定された、金融機関の行う金融機関の行う金融業務における金利の最高限度を規制、調整する法律のことをいいます。

この法律の施行前は、預金・貸出金利については、銀行間の利子協定が存在していたのですが、独禁法上問題となったので、これに代わるものとしてこの法律が施行されました。

ちなみに、1993年6月の定期預金金利の完全自由化によって、「期間の定めがある預金」についての規定がなくなり、1994年には預金金利の完全自由化によりその実質的役割を終えることになりました。

レギュレーションというのは、規制、規定の意味です。

米国の中央銀行である連邦準備理事会（ＦＲＢ）は、民間金融機関に対して一定の範囲内での立法権を認められています。

レギュレーションＢというのは、消費者信用機会均等法に関する規則です。

レギュレーションＤというのは、準備預金制度の細則に関してＦＲＢが策定した規定をいいます。

具体的には、1980年の金融制度改革法に基づいて、準備預金制度に関する各種の定義や個々の準備率、罰則等を定めています。