最近の民間金融機関は、個人取引を拡大しようと、住宅ローンの利用者獲得に力をいれていることもあり、金利優遇キャンペーンを積極的に行っています。

金利優遇キャンペーンには以下のように様々ですが、メリットも大きいですのでできれば活用したいところです。

■固定金利期間中、またはその期間経過後も金利優遇が受けられるもの
■最長35年金利を優遇するもの

金利優遇キャンペーンについては、以下のように表示が紛らわしかったり、小さくてわかりづらかったりするので、利用前によく確認しておくことが大切です。

■紛らわしい表示の例
「固定金利3年ものは当初3年間は1％とし、4年目以降も最大1％金利優遇。ただし、当行店頭表示金利よりも0.2％の優遇からスタートし、3年ごとに0.2％優遇幅を拡大し、最大1％の金利優遇をします」

■小さくてわかりにくい表示の例
「上記金利は、平成20年4月の適用金利です。当初借入金利は申込時ではなく、お借入いただく月の適用金利となり、場合によっては申込月の金利と異なることがございます」

■小さくただし書きのある例
大きく「店頭教示金利より固定金利3年ものは1.1％、5年ものは0.85％、10年ものは0.9％それぞれ金利を優遇」 と表示し、小さく隅に「ただし…」と借入条件を記載している