CAPMとは?
CAPM(Capital Asset icing Model)というのは、「キャップ・エム」と呼びますが、資本資産価格モデルのことをいいます。
具体的には、ウィリアム・シャープが創案した、投資戦略におけるモダンポートフォリオ理論のひとつで、リスク資産の期待リターンと価格がどう形成されるのかを理論化したものです。
CAPMの考え方は?
CAPMは、個々の証券の超過収益率(期待収益率から無リスク資産の収益率を差し引いた値)は、アルファ値(α、市場ポートフォリオの超過収益率がゼロのときに、その個別証券に期待される超過収益率)と、市場ポートフォリオの超過収益率にその個別証券のベータ値(β、市場ポートフォリオの超過収益率に対する、その証券の超過収益率の感応度)を乗じた値、それに統計上の誤差項との合計になるという考え方です。 |